こんにちは、ユーキです。
今回は、メッセージボックスのメッセージを改行する方法を紹介します。
目次
メッセージボックスのメッセージを改行する
改行したい場所で改行コードを挿入します。改行コードの書き方には様々なものがあります。
vbNewLine定数 を使う
vbNewLine定数で環境に応じた改行コードが選択されます。特にこだわりがなければ、これでOKです。
MsgBox "こんにちは!" & vbNewLine & "おやすみ"
vbCrLf定数、vbCr定数、vbLf定数を使う
vbNewLine定数でなく、CR(キャリッジリターン)やLF(ラインフィード)で指定することも可能です。
MsgBox "こんにちは!" & vbCrLf & "おやすみ"
MsgBox "こんにちは!" & vbCr & vbLf & "おやすみ"
MsgBox "こんにちは!" & vbCr & "おやすみ"
MsgBox "こんにちは!" & vbLf & "おやすみ"
Chr 関数を使う
定数ではなく、Chr 関数を使っても指定も可能です。CR(キャリッジリターン)はChr(13)、LF(ラインフィード)はChr(10)になります。
MsgBox "こんにちは!" & Chr(13) & Chr(10) & "おやすみ"
MsgBox "こんにちは!" & Chr(13) & "おやすみ"
MsgBox "こんにちは!" & Chr(10) & "おやすみ"
実行結果
どういう指定をしても、Windowsでは結果は以下のようになります。
タイトルの改行はできない
タイトルの改行はできません。以下ように記述することは可能ですが、改行はされません。
エラーのにはならず、指定なしと同じ扱いになります。
MsgBox "こんにちは!", , "あいさつ" & vbNewLine & "タイトル"
まとめ
今回は、メッセージボックスのメッセージを改行する方法を紹介しました。
Point
- 改行するところに、改行コードを指定する
- 改行コードは、vbNewLine定数で指定ができる
- 改行コードは、vbCrLf定数でもChr 関数(Chr(13) & Chr(10))でも指定が可能
- タイトルは改行できない
少しでもお役に立てば、幸いです。